補助金・助成金・給付金の違いとは?審査の有無・もらえる確率・税金までやさしく解説
「補助金」「助成金」「給付金」——どれも「国や自治体からもらえるお金」ですが、仕組みには大きな違いがあります。この違いを知っておくと、「申請すれば通るのか」「いつお金が入るのか」の見通しが立てられるようになります。
ざっくり言うと:競争・要件・無条件
| 種類 | 性格 | 代表例 |
|---|---|---|
| 補助金 | 予算枠あり・審査で採択される競争型が多い | 持続化補助金、ものづくり補助金 |
| 助成金 | 要件を満たせば原則支給(主に厚労省の雇用系) | キャリアアップ助成金、業務改善助成金 |
| 給付金 | 対象者なら申請するだけで受け取れる | 児童手当、妊婦のための支援給付 |
※実際には名前と性格が一致しない制度もあります(「〇〇助成金」という名前の競争型など)。大事なのは名前でなく「審査で落ちることがあるか」を公募要領で確認することです。
原則は「後払い」— 立て替えが必要
補助金・助成金の多くは精算払い(後払い)です。先に自分で契約・支払いを済ませ、実績報告をしてから振り込まれます。入金まで申請から半年〜1年かかる制度も珍しくありません。「補助金が出るから」と手元資金なしで大きな投資をすると資金繰りに詰まるため、立て替え期間を織り込んで計画しましょう。
「交付決定前の発注」はほぼアウト
事業者向け補助金でもっとも多い失敗が、採択・交付決定の前に発注・契約してしまうことです。原則として交付決定日より前の経費は対象外になります。見積もりまでは進めてよいが発注は決定後、と覚えてください。
税金の扱い
事業者が受け取る補助金・助成金は原則収入(雑収入)として課税対象です。一方、個人向けの給付金は非課税のものが多くあります(児童手当・妊婦のための支援給付など)。高額の補助金を受けた年は税負担も変わるため、確定申告時に忘れず計上しましょう。
怪しい「代行業者」に注意
「誰でももらえる」「成功報酬50%」のような勧誘は要注意です。申請代行を業として行えるのは行政書士など資格者に限られる手続きが多く、虚偽申請に加担すると申請者本人が返還・加算金・詐欺罪のリスクを負います。迷ったら、商工会議所・自治体窓口・公的な相談窓口(よろず支援拠点など)の無料相談が安全です。
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