この記事は、VRゴーグル「PlayStation®VR」「Nintendo Labo Toy-Con 04: VR Kit」「Vionriwon VRゴーグル」の3つ購入してみて使った感想と各比較をしてみました。
購入したのは以下の3つのVRゴーグルです。
目次
価格
まず、各3種類の販売価格を比べてみました。「PlayStation®VR」の値段がダントツに高いです。それに比べ「Nintendo Labo Toy-Con 04: VR Kit ちょびっと版」と「Vionriwon VRゴーグル」は気軽に購入できる金額です。
PlayStation®VR | 39,938円(税込み) |
Nintendo Labo Toy-Con 04: VR Kit ちょびっと版(バズーカのみ) | 4,298円(税込み) |
Vionriwon VRゴーグル | 3,199円(税込み・購入時価格) |
・空中に自由にお絵かきしたり/立体パズルが遊べる「ゾウ」
・広大な島で大空を自由に探索する「トリ」
・リアルな風を感じながらジャンプで空高くを目指す「風」
少しだけ試したい方は、ちょびっと版を購入することをおすすめします。
「カメラ」「ゾウ」「トリ」「風」のToy-Conは後から購入でき、しかも金額はVRの全Toy-Conが収録している「Nintendo Labo Toy-Con 04: VR Kit」と、個別で購入したときと変わらないので欲しくなってからでもいいと思います。
VR始める前の準備
VR始める前の各準備は以下のとおりで、手順動画なども用意されてあるので難しくはなく進められると思います。
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付属のケーブルを使って各機器と接続する
参考ソニー「VR体験を始めるために」のページの動画を参考にすると簡単です。
イヤホン、PlayStation®Camera、PlayStation®4、プロセッサーユニット、テレビ(モニター)、ACアダプター、VRヘッドセットを各ケーブルで接続します。
次にPlayStation®Cameraを正しい位置にセットし、初期設定をして完了です。
PlayStation®Move モーションコントローラーを購入した方は、十分に充電してから使いましょう。充電が足りないと動かない場合があります。購入して最初に少し充電していざ使おうと思ったら電源が入らず焦りました。十分に充電したら問題なく使用できました。
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付属のダンボールシートでVRゴーグルToy-Conを作って、スイッチ本体をVRゴーグルToy-Conにセットすれば完了です。
Nintendo Labo Toy-Conは、のりやハサミなどなしでダンボールシートのみで作成することができます。作成の手順は、スイッチの「Nintendo Labo Toy-Con 04: VR Kit」ソフトを起動して「つくる」メニューから手順を見ながら作成を進めることができます。
Toy-Conの作成は、作成手順の画面を見ながら進めるので難しくはないですが、結構時間がかかります。VRゴーグルToy-Conは30-40分ぐらいですが、バズーカToy-Conは2時間ぐらいかかりました。
作ったToy-Conはシールやマジックでデコることができるので、お子さんも一緒に楽しめますね。
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アプリストア(GooglePlayやAppStoreなど)からVRアプリや、YoutubeなどでVR動画を探します。スマートフォンにVRのアプリやYoutubeなどのVR映像を表示し、Vionriwon VRゴーグルにスマホを装着して完了です。
リモコンを使用する場合は、リモコンとスマートフォンをBluetoothで接続(ペアリング)します。
必要なものと推奨環境
次にVRで遊ぶための必要なものと推奨環境をみてみましょう。
必要なもの
- PlayStation®VR(VRヘッドセットのほか、プロセッサーユニットやケーブルなど含む)
- PlayStation®Camera(ほぼPlayStation®VRパッケージに含まれています)
- PlayStation®4またはPlayStation®4 Pro
- PSワイヤレスコントローラー(DUALSHOCK®4)※一部PlayStation®Move モーションコントローラー専用タイトルあり
- 初期設定や一部タイトルにテレビ(モニター)が必要
- ゲームソフト(タイトル)
今回購入した①のPlayStation®VR「PlayStation®VR エキサイティングパック」には、②のPlayStation®Cameraとモーションコントローラーが付属されています。
推奨環境
- プレイヤーがPS Cameraから約1.5m離れて座った状態でPS Cameraから縦3m x 横1.9mのスペースがある場所(6畳ぐらいのお部屋なら問題ないですね)
必要なもの
- VRゴーグルToy-Con
- 「Nintendo Labo Toy-Con 04: VR Kit」ソフト
- Nintendo Switch本体
- Toy-ConでVR楽しむ場合は各Toy-Con(トリToy-Conなど)※VRゴーグルToy-Conだけでもミニゲームは遊べます
今回購入した「Nintendo Labo Toy-Con 04: VR Kit ちょびっと版(バズーカのみ)」には、①のVRゴーグルToy-Conのほかに②の「Nintendo Labo Toy-Con 04: VR Kit」ソフトと④のバズーカToy-Conが付属されています。
推奨環境
- Toy-Conを360°回転しても周りにぶつからない程度のスペース
必要なもの
- Vionriwon VRゴーグル
- 4.0~6.0インチのスマートフォン
- リモコン使う場合は単4電池 2個
推奨環境
- Vionriwon VRゴーグルをつけて回転しても周りにぶつからない程度のスペース
どんな状態でプレイするか
「PlayStation®VR」と「Vionriwon VRゴーグル」は、頭にVRゴーグルを装着してプレイします。
一方、「Nintendo Labo Toy-Con 04: VR Kit」は、VRゴーグルToy-Conを手で持ってプレイします。
PlayStation®VR | 頭にVRゴーグルを装着 |
Nintendo Labo Toy-Con 04: VR Kit | VRゴーグルを手で持つ |
Vionriwon VRゴーグル | 頭にVRゴーグルを装着 |
どのような形でVR映像を見るか
どのような形で映像を見るのか、以下の表を見るとぞれぞれ違うことがわかると思います。
PlayStation®VR | VRゴーグルに液晶がついているため、VRゴーグルの映像を見る |
Nintendo Labo Toy-Con 04: VR Kit | VRゴーグルToy-Conにスイッチ本体を装着し、スイッチ本体の映像を見る |
Vionriwon VRゴーグル | VRゴーグルにスマホを装着しスマホの映像を見る |
レンズがきれいな状態はもちろんのこと、「Nintendo Labo Toy-Con 04: VR Kit」はスイッチ本体の液晶、「Vionriwon VRゴーグル」はスマホの汚れをふき取ってきれいな状態でプレイしましょう。
操作性
通常のゲームプレイの時と同じように、コントローラーで操作するPlayStation®VRが一番操作しやすいです。
操作性 |
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操作性 |
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操作性 |
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映像のきれいさ
各液晶の解像度は以下のとおりです。
PlayStation®VR | 1920 x 1080ピクセル |
Nintendo Labo Toy-Con 04: VR Kit | スイッチ本体の携帯モード1280×720ピクセル |
Vionriwon VRゴーグル | スマホの解像度 |
きれい度 |
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PlayStation®VRは映像がきれいで迫力があります。また、PlayStation®VR以外は頭を回転すると映像が一瞬ぼやけますが、PlayStation®VRの場合は、ぼやけを感じることなくプレイできます。
きれい度 |
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スイッチ本体の液晶のドット網目模様が見えます。あとは頭を回転させたとき映像が乱れて一瞬ぼやけます。
きれい度 |
スマホの解像度による |
Vionriwon VRゴーグルは、スマホの映像をゴーグルで見るので、スマホの解像度によって映像のきれいさが変わってきます。頭を回転させたとき多少ぼやけ感がありました。
没入感
ソフトのクオリティによっても変わりますが、この3つの中では映像のきれいなPlayStation®VRが一番没入感がありました。
没入度 |
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没入度 |
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没入度 |
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スマホやアプリによっては映像がきれいですが、ゴーグルの枠が見えてしまうので没入感が下がってしまいます。
ゲームソフト(タイトル)
ゲーム数は、個人的にはもっと増えてほしいところです。
充実度 |
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充実度 |
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VRゴーグルToy-Conは発売されたばかりで、まだVRToy-Conは少ないです。ただ、VRToy-Conのほかに、VRひろばに無料で遊べるミニゲームがたくさんあるのでちょっとしたゲームは遊べます。そのほかに「Toy-ConガレージVR」でVRミニゲームを自作することもできます。また、現在は『スーパーマリオ オデッセイ』と『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』がVR対応となり、ゲームの世界をVRで体験できます。他のスイッチゲームのVR対応にも期待ですね。
充実度 |
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アプリストアやYoutubeなどで『VR』と検索するとたくさん出てきます。アプリの場合はスマホにインストールします。Youtubeの場合はVRモードに切り替えて視聴しましょう。
めがね
めがねをしている人は、めがね掛けたまま使用できるか気になると思います。実際試したところ大きめのフレームをかけてプレイしましたが問題なく遊べました。
PlayStation®VR | 〇 |
Nintendo Labo Toy-Con 04: VR Kit | 〇 |
Vionriwon VRゴーグル | 〇 |
プレイできる年齢
VRで遊べる最低年齢は、Vionriwon VRゴーグルは不明ですが、「PlayStation®VR」が12歳からと一番高く、「Nintendo Labo Toy-Con 04: VR Kit」は7歳以上から遊べます。長時間プレイすると大人でも酔って気分が悪くなる場合があります。また、VRゴーグルの重量なども考え、安全に利用するためにも年齢は守った方がいいですね。
PlayStation®VR | 12歳以上 |
Nintendo Labo Toy-Con 04: VR Kit | 7歳以上 |
Vionriwon VRゴーグル | 不明 |
重さ
重量は、「PlayStation®VR」が一番重いですが、ヘッドバンド部分が頭にフィットするような作りになっているので、重さを感じません。「Nintendo Labo Toy-Con 04: VR Kit」は、手で持つ仕様ですが、数分遊ぶ分には問題ないですが、長時間の場合は手でゴーグルを支えてるので腕が疲れます。「Vionriwon VRゴーグル」は「PlayStation®VR」より軽いですが、ヘッドバンドがゴムになっていて、VRゴーグルの重さです少し下に下がってくるため、重さを感じます。場合によっては顔の頬に負担がかかります。
PlayStation®VR | 約610g |
Nintendo Labo Toy-Con 04: VR Kit | 約430g(Toy-Conの場合は、+Toy-Conの重量) |
Vionriwon VRゴーグル | 約400g+スマホの重量 |
総合評価
3つのVRゴーグルを使用してみて、個人的な総合評価を付けてみました。
とにかく映像の世界に入り込んだようなVR体験をしたいならPlayStation®VRがおススメです!迫力があり自分がゲームプレイヤーになったような感覚を味わえるし、映像もきれいでとにかく感動します。また、VRゲーム以外に、目の前に仮想空間内の大スクリーンが現れ映画館にいるような感覚でPS4に映っている映像を視聴できるシネマティックモードがあり、大画面で映画やPSゲームなど楽しめます。それに似たもので「シアタールーム VR」があり、シネマティックモードと同じように大きなスクリーンが現れ、回りが映画館のような空間になり、2Dや3D映像の映画やアニメを視聴できるアプリがあります。PlayStation4を持っている人はもちもん、もっていない人もこの機会にPS4と一緒に揃えてみるといいかもしれません。
まとめ
初めてVR体験をしたときは、とにかく「すごい!」という感想でした。ゲームやアニメ・映像の世界にほんとに入り込んだような驚きと感動でした。映像の中のキャラクターは、ほんとに目の前にいるような感じがします。
実際に体験をしてみないと言葉では全部伝わり切れないので、まだ体験したことがない人は、ぜひ体験をおすすめします。